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なぜ獲った…。マンチェスター・ユナイテッド、冬の大失敗補強5選。後のW杯得点王にもガッカリ

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

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2023年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回はイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)


FW:ディエゴ・フォルラン(元ウルグアイ代表)

【写真:Getty Images】

生年月日:1979年5月19日
移籍金:1100万ユーロ(約13.2億円)
在籍期間:02年冬~04年夏
リーグ戦成績:62試合10得点7アシスト


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 アルゼンチンの名門インデペンディエンテで台頭したディエゴ・フォルランは、22歳で迎えた02年1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。ブラックバーンへと売却したアンディ・コールの後釜としての補強だったが、ルート・ファン・ニステルローイとオーレ・グンナー・スールシャールの2トップの牙城を崩すことができず。加入から半年間は公式戦18試合で無得点と結果を残すことができなかった。

 在籍2季目となった2002/03シーズンは、開幕直後の9月に移籍後初ゴールを決めると、公式戦45試合で9得点を記録。無得点に終わった前シーズンと比較すると大幅に得点数を伸ばしたが、それでもファン・ニステルローイとスールシャールの2トップからスタメンを奪うまでには至らなかった。

 3季目も同様に途中出場が主な起用法となると、04年夏にクラブがウェイン・ルーニーを獲得したことでフォルランの序列はさらにダウン。320万ユーロ(約3.8億円)の移籍金でビジャレアルへと去った。結果的にフォルランは2004/05シーズンにラ・リーガで25得点を決めて得点王に輝いており、ユナイテッドが彼のポテンシャルを活かすことができなかったと捉えるべきだろう。

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