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なぜ獲った…。レアル・マドリード、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:トーマス・グラヴェセン


【写真:Getty Images】


生年月日:1983年8月1日
在籍期間:2005年1月~2006年8月
レアル・マドリード通算成績:49試合1得点0アシスト

 元デンマーク代表のトーマス・グラヴェセンは、レアル・マドリードで過ごした1年半で好印象を残せなかった選手だ。

 エバートンでの活躍を受けて2005年1月にレアル・マドリードに加入したグラヴェセン。スタートは順調で、加入後4試合目には移籍後初ゴールも記録した。

 しかし、ジネディーヌ・ジダン、デイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴという中盤の中にグラヴェセンというのはどう見ても違和感があった。中盤の守備的な役割を全て担ってもらうための補強だったはずだが、荷が重すぎた感は否めない。

 2006年には、練習中にチームメートのロビーニョに対して危険なタックルを仕掛けたことが大きな問題となり、その後放出された。

 レアル・マドリードは2003年夏にクロード・マケレレが去った。その役割をグラヴェセンに期待したが、少し酷だったかもしれない。

【了】

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