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バルセロナが移籍市場最終日にアムラバト獲得へ

　冬の移籍市場最終日となる現地時間31日、スペイン紙「AS」によるとバルセロナがカタールワールドカップで大活躍したモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトの獲得に動くようだ。

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　今冬にバルセロナはメンフィス・デパイが退団。また、右ウイングで不動の存在となっているウスマン・デンベレが負傷したため、補強するのであれば前線の選手を獲得すると見られていた。しかし、デパイらの穴を埋める選手ではなくアムラバトにオファーをするようだ。

　アムラバトの実力に疑いの余地はないが、バルサのスタイルに合うだろうか。同選手の特徴は無尽蔵の体力でピッチを駆けまわり、強靭なフィジカルで相手の攻撃の芽を摘み取るプレー。攻撃時は推進力抜群のドリブルでボールを運び、正確なパスでチャンスを演出する。

　主戦場がボランチのためバルサであればセルヒオ・ブスケツの位置になるが、ピッチ中央であまり動かずにチームを支える同選手のような役割を任されることになれば、アムラバトの良さは消えてしまいかねない。インサイドハーフでの起用も考えられるが、ペドリやガビらを擁する同ポジションで先発の座を勝ち取ることは難しいだろう。

　冬の移籍市場が閉まるまで残りわずか。スペイン紙「AS」によると、アムラバトはバルサを率いる「シャビ・エルナンデンスを見て育った」と公言しているようだが、果たして移籍は実現するのか。