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【レンタル組通信簿】レアル・マドリードから期限付き移籍した5人の現状(1)説得力に欠けるイタリア名門の10番

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

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 欧州主要リーグの22/23シーズンもおよそ半分を消化し、他クラブへレンタル移籍している選手がどのような活躍をしているか気になるところだ。今回は、レアル・マドリードからレンタル移籍している選手から5人をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する(リーグ成績は2月7日現在)


MF:ブラヒム・ディアス(スペイン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月3日
レンタル先:ミラン(セリエA)
今季リーグ成績:18試合4得点2アシスト
移籍先での評価:C


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 23歳のブラヒム・ディアスは、ミランに2年間のレンタルで加わっている。レアル・マドリードで今後必要とされるかはまだ分からない。

 2年レンタルの2年目を過ごしているディアス。今季はセリエAで18試合に出て4ゴール2アシストという数字だ。2021/22シーズンは31試合出場で3ゴール3アシストだったことを考えると、進化は続けている。

 ただ、レアル・マドリードに求められるほどの選手に成長しているかと問われれば難しいところ。実際、ミランでは絶対的なレギュラーではない。昨年夏に獲得したシャルル・デ・ケテラールの適応が遅れていることもディアスがピッチに立ち続ける要因の一つとなっている。

 自らの価値を高めるという意味では一歩ずつ進んでいるディアスだが、周囲が期待しているのは一気にスター選手になるほどの大化け。まだその域には達していない。

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【了】

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