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“最強世代”はいつ?1996年生まれ世界ベストイレブン【CMF】得点力開花、欧州CLでも活躍する日本人とは?

シリーズ:世代別ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカーではU-20ワールドカップやオリンピックなど、選手たちが世代別で区分されることが多い。各世代で最強の選手たちは誰なのか。今回は1996年生まれの選手で、今季大活躍しているCMFを選出した(成績は2023年2月15日現在)。


MF:鎌田大地(フランクフルト/日本代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
今季リーグ成績:18試合7得点5アシスト


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 今季所属するフランクフルトでは3列目にポジションを下げた鎌田大地だが、昨季までと変わらず得点に関与し続けている。鎌田がポジションを下げた理由はトップ下タイプのマリオ・ゲッツェの加入が大きく影響している。かと言って、このコンバートは悪い方向へとは進んでおらず、実際に得点数は向上している。既に公式戦では13ゴールを記録しており、これはフランクフルト加入後では最多のゴール数だ。

 鎌田は低い位置からのビルドアップに関与しつつ、周りの状況を見て3列目からゴール前に上がることで、攻撃に厚みを持たせる役割を担っている。また、前線にランダル・コロ・ムアニというタメを作れる選手が存在していることも大きく、彼のボールキープやオフザボールで鎌田がゴール前へと上がる時間とスペースを作っている。

 その代表例がマルセイユとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5戦で決めたゴールだ。左CBのエンディカが味方選手とのワンツーで左サイドを上がり、グラウンダーのクロスをエリア内に供給。この際にコロ・ムアニは相手守備陣のラインをオフザボールの動きで押し下げており、フリーで鎌田がボックス付近でボールを受けられる環境を作っていた。このような周りの選手との高い親和性もあって日本代表MFは進化を続けている。

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【了】

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