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世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11位~15位【2023年最新版】

シリーズ:世界市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年7月28日
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
22/23シーズンリーグ成績:23試合17得点1アシスト

 トッテナムのエースでイングランド代表の主将でもあるFWハリー・ケインは、まだまだ世界のトップレベルだ。市場価値はピーク時の1億5000万ユーロ(約180億円)から減少傾向だが、これは29歳という年齢からくるものでしかない。実際、このランキングのトップ20で29歳は最高齢だ。

 2004年にトッテナムの下部組織に加入したケインは、2009年にトップデビューを飾った。若手時代はレンタルで他のクラブを経験したが、2014/15シーズンからはトッテナムのエースを張っている。プレミアリーグ得点王3回という圧倒的な決定力が最大の武器だ。

 衰え知らずのケインは今季も順調にゴールを重ねている。8月のチェルシー戦でのゴールでプレミアリーグ通算ゴール数は184に。これはマンチェスター・シティでセルヒオ・アグエロが挙げたゴール数と同じで、1つのクラブで挙げたゴール数としてはプレミアリーグの最多記録だ。

 今年2月のマンチェスター・シティ戦では、プレミア200ゴールの偉業に到達。トッテナム通算267ゴールとなり、ジミー・グリーブスを抜いてクラブの史上最多得点記録も更新した。こちらはグリーブスの得点数が実際は268ゴールだったという指摘もあるが、いずれにしてもケインがこの記録を抜くのは時間の問題となっている。

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