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レアル・マドリードが育てた最高傑作5人(5)まさに怪物! 生涯契約も結んだ史上最高の名手

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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ラ・リーガを最多35回制覇、 UEFAチャンピオンズリーグ(ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップを含む)を最多14回制覇するなど、レアル・マドリードは世界最強の地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、これまでにも多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選したアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2023年2月23日時点)。


GK:イケル・カシージャス(元スペイン代表)

0227-カシージャス
【写真:Getty Images】

生年月日:1981年5月20日
在籍期間:1999年7月~2015年7月
通算成績:725試合751失点


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 世界最高のGKの1人と称された名手、それがイケル・カシージャスだ。9歳の頃にレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に加入。99/00シーズンにボド・イルクナーとアルバノ・ビサーリが負傷離脱したことで、18歳でトップチームデビューを飾った。すると、そのまま正守護神の座を奪取。すぐにその名を世界に轟かせた。

 GKとしては小柄だが、圧倒的な反射神経を誇るカシージャスは至近距離からのシュートも難なく至近距離からのシュートも難なくセーブし、窮地を幾度となく救ってきた。1999年から2015年までの16年間でレアルは19個ものタイトルを獲得したが、このGKの存在は間違いなく大きかった。

 07/08シーズンにはラウール・ゴンサレスと共に生涯契約を結んだ。しかし、選手キャリアをレアルで終えると思われたが、12/13シーズンにジョゼ・モウリーニョとの衝突などもあり出場機会が減少。すると、2015年に同クラブに別れを告げた。エル・ブランコで引退することは叶わなかったが、クラブ歴代2位となる725試合に出場。多くのタイトルをもたらしたカシージャスは、間違いなくクラブ史上ナンバーワンのGKだ。

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【了】

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