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欧州でプレーする10代の日本人サッカー選手10人(8)ドイツ絶対王者で育まれる18歳の才能

text by 編集部 photo by Getty Images

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 現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。

MF:福井太智


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年7月15日(18歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘンⅡ
経歴:久里浜FC→サガン鳥栖


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 Jリーグでほとんど実績のない若手が海を渡るケースは珍しくないが、世界的な強豪バイエルン・ミュンヘンに加入できるチャンスはそうそうない。現地報道によると、福井大智は昨年8月にバイエルン・ミュンヘンⅡ(セカンドチーム)のトライアルに参加し、同年9月には今年1月から完全移籍で加入することが発表されていた。

 年代別代表の常連で、育成で結果を残し続けるサガン鳥栖のアカデミーで約10年間を過ごした。2021シーズンには2種登録選手として公式戦11試合に出場。昨年はトップチームに参加する傍ら、高円宮杯U-18プレミアリーグ優勝に鳥栖U-18を導いた。

 推進力のあるドリブル、判断力の高さを感じさせるラストパスなど、攻撃面に特長を持つMFで、ボランチなど守備的なタスクもこなせるオールラウンダーだ。新天地では2試合連続でゴールに絡み、そのポテンシャルの高さをアピールしている。

【了】

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