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サッカーU-20日本代表は「この大会に懸けている」。松木玖生と田中隼人が口にする覚悟【U-20アジアカップ】

text by 編集部

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【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】



FIFA U-20ワールドカップ出場に大手

 サッカーU-20日本代表はAFC U-20アジアカップのグループステージを3戦全勝で突破し、決勝トーナメントに進んでいる。アジアでの戦いは一筋縄ではいかない厳しい展開もあったが、団結力と松木玖生や熊田直紀ら個の活躍も光り、FIFA U-20ワールドカップ出場に大手をかけている。



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 現在のU-20日本代表は、新型コロナウイルスにより活動の制限の影響が直撃した世代だ。しかし、その分だけこの大会、そしてU-20ワールドカップへの思いは強い。冨樫剛一監督は「ピッチの中ではもちろん、ピッチ外、生活の部分でもこの大会に懸けているという思いが伝わる。コンディションの部分でも細心の注意を払って行動してくれているので、人としての成長も感じている」と手応えを掴んでいる。

 主将を務める松木は「自分たちは監督から言われる前からしっかりとメンタリティを持って、練習もそういう雰囲気で取り組めていた」と意識の高さを明かす。松木をサポートする副主将の田中隼人は、「もっと自分が玖生以上のリーダーシップを取れれば」と、向上心を露わにした。

 中2日で3連戦という過密日程の中で全試合にフル出場してきた松木は、「中2日で非常にタフな日程ですけど、ピッチに入ったらキツさは関係ない」と戦い抜く覚悟を口にする。ディフェンスリーダーとしてここまでフル出場している田中も「この大会で一番問われるのはゴール前の守備の部分だと思う。自分のプレーも大事ですけど、チームの勝利が続いているので、(これからも)勝てるような行動をしていきたい」と話し、次戦に目を向けた。

 次戦に勝利すれば、U-20日本代表はU-20ワールドカップ出場権を手にする。一発勝負の負けられない一戦では、主軸の2人の活躍に期待せざるを得ない。

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【了】

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