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大ピンチ! プレミアリーグ降格危険度ランキング1~8位。最も2部落ちの可能性が高いのは…

シリーズ:プレミアリーグ降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:ノッティンガム・フォレスト


【写真:Getty Images】


順位:16位
今季成績:6勝8分13敗

 今季だけで30人もの新戦力を獲得したノッティンガム・フォレストだが、残留は極めて難しい状況にある。

 その要因は完全に野戦病院と化しているスカッドである。誰かが怪我から復帰をしては離脱という負のサイクルが続いており、特に深刻なのがDF陣だ。それを象徴するのが第23節のフラム戦である。試合開始直後の4分にこの試合で先発出場していたウィリー・ボリーとスコット・マッケンナの両CBが同時に負傷。ワンプレーで2人のCBを失い、今季最終ラインを支えていたボリーは今季絶望となった。

 3月末のインターナショナルマッチウィーク明けには現在離脱している10人強の選手のうち、半分ほどが戦列に戻ってくることが予想されるが、1月から続く怪我人続出の流れを止めることは難しいだろう。特にハムストリングの怪我は再発の恐れが高いのだが、フォレストの選手の怪我の大半がこの怪我なのだ。現在、ハムストリングを負傷しているのがボリー、マッケンナ、シェイフ・クヤテ、クリス・ウッド、ディーン・ヘンダーソンの5名で、彼らに加えてジェシー・リンガードとムサ・ニアカテもハムストリングの負傷明けだ。彼らには再発のリスクが伴っている。

 そして残り10試合となったプレミアリーグの対戦相手は、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、ブライトンなど上位陣が多いのも難しいところだ。次節ホームのウォルバーハンプトン戦、35節のホームサウサンプトン戦、そしてクリスタル・パレスとのアウェイでの最終節で勝ち点を稼ぐことができなければ、1年でのチャンピオンシップ(2部)降格が現実味を帯びてくる。


【了】

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