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日本代表 1年前

なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集されない実力者5人。活躍しているのに声がかからず

シリーズ:日本代表に招集されない5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アペルカンプ真大(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年11月1日(22歳)
森保ジャパン招集歴:未招集
22/23リーグ戦成績:25試合5得点7アシスト

 アペルカンプ真大はドイツ人の父と日本人の母の間に生まれた。15歳まで日本で過ごしていたが、2015年に父親の仕事の関係でドイツに渡るとフォルトゥナ・デュッセルドルフの下部組織に加入。2017年にU-17日本代表、2018年にU-18日本代表に選出された同選手は順調にカテゴリーを昇格し、19歳でトップチームデビューを飾った。

 プロ1年目の20/21シーズンは負傷に苦しんだが、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で21試合6得点をマーク。この活躍により、2021年5月にUEFA U-21欧州選手権2021の決勝トーナメントに臨むU-21ドイツ代表メンバーに追加招集されると、同年9月から行われたUEFA U-21欧州選手権予選では、10番を背負っている。そして今季は、リーグ戦25試合で5得点に加え、チーム最多タイ&キャリアハイとなる7アシストと、シーズンを重ねるごとに成長を遂げている。

 そんなアペルカンプは、日本とドイツの両代表を選択することが出来る。将来的な選択についてドイツ紙「Bild」に問われると、「日本代表のユニフォームを着たいです。日本代表でプレーできる可能性が高いことも分かっていますし」と話している。U-21ドイツ代表で10番を託されるほどの逸材が、日本代表のユニフォームを着てピッチに立つ日は来るか。

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