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どうなった? カタールW杯でブレイクした5人の現状。あのサッカー日本代表は世界最高クラスに

シリーズ:カタールW杯でブレイクした5人の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:三笘薫(日本代表/ブライトン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月20日(25歳)
市場価値:2200万ユーロ(約30.8億円)
22/23リーグ戦成績:21試合7得点4アシスト
カタールW杯成績:4試合0得点1アシスト

 ドイツ代表、スペイン代表、コスタリカ代表とグループリーグで同居したサッカー日本代表は、下馬評を覆して首位通過。ラウンド16でPK戦の末敗退となったものの、FIFAワールドカップカタール2022を大いに盛り上げた。そんなチームで輝きを放ったのが三笘薫だ。先発起用は1度もなかったが、ジョーカーとしての仕事ぶりは文句なし。スペイン代表戦では田中碧の劇的な決勝ゴールをお膳立てし、クロアチア代表戦では持ち味のドリブルから決定機を作った。

 日本だけでなく、世界中から称賛を浴びた三笘の勢いはW杯後も落ちていない。ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるブライトンで左サイドのファーストチョイスに定着すると、プレミアリーグとFAカップの両コンペティションでゴールに絡み続けている。その活躍もあって来季のビッグクラブ入りの噂が絶えず、市場価値も2200万ユーロ(約30.8億円)まで上昇した。

 そして三笘は先日のプレミアリーグ第29節ブレントフォード戦で歴史を塗り替えた。GKからのロングフィードに抜け出し、鮮やかなループシュートでゴールをゲット。これで今季プレミアリーグ7得点目となり、香川真司と岡崎慎司を上回ってプレミアリーグにおける1シーズンの日本人最多得点記録を更新したのである。今や世界屈指のドリブラーとなった三笘の勢いは、まだまだ止まらない。

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