フットボールチャンネル

どうなった? カタールW杯でブレイクした5人の現状。あのサッカー日本代表は世界最高クラスに

シリーズ:カタールW杯でブレイクした5人の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ドミニク・リヴァコヴィッチ(クロアチア代表/ディナモ・ザグレブ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年1月9日(28歳)
市場価値:1400万ユーロ(約19.6億円)
22/23リーグ戦成績:27試合25失点
カタールW杯成績:43試合48失点

 FIFAワールドカップカタール2022におけるクロアチア代表のベスト4入りは、GKドミニク・リヴァコヴィッチの存在なくしてあり得なかった。流れの中でファインセーブを連発しただけでなく、日本代表戦で3本のシュートをセーブとPK戦でも大活躍。大会最優秀GK賞はエミリアーノ・マルティネスに譲ったが、リヴァコヴィッチも選出されるに相応しい存在であったことは確かだ。

 W杯を終えたリヴァコヴィッチは、ディナモ・ザグレブでのプレーを続けている。他チームとのレベル差が多少影響しているとはいえ、W杯後のリーグ戦で複数失点が1回のみというのは見事だ。また、先月28日に行われたUEFAユーロ2024予選のトルコ代表戦では、開始わずか10分間で2度のビッグセーブを披露と大活躍。クロアチア代表の2-0勝利に貢献し、さらに評価を高めた。

 先日、スペイン紙『AS』は今冬にヘロニモ・ルジを失ったビジャレアルが同選手の後継者としてリヴァコヴィッチをターゲットにしていると報じた。28歳の守護神とディナモ・ザグレブの契約が2023/24シーズンまでとなっていることを考えても、初のクロアチア国外挑戦は時間の問題と言えるかもしれない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top