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どうなった? カタールW杯でブレイクした5人の現状。あのサッカー日本代表は世界最高クラスに

シリーズ:カタールW杯でブレイクした5人の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ゴンサロ・ラモス(ポルトガル代表/ベンフィカ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月20日(21歳)
市場価値:4000万ユーロ(約56億円)
22/23リーグ戦成績:22試合17得点5アシスト
カタールW杯成績:4試合3得点1アシスト

 クリスティアーノ・ロナウドを筆頭に多くのスター選手を抱えていたポルトガル代表は、FIFAワールドカップカタール2022の優勝候補だった。その期待通り、早々にグループリーグ突破を決めると、ラウンド16ではスイス代表を6-1で粉砕している。ところが、準々決勝で伏兵モロッコ代表に完封負け。C・ロナウドにとって恐らく最後となるW杯でもトロフィーに手は届かなかった。

 チームとしてはかなり残念な結果に終わったが、21歳の若き点取り屋、ゴンサロ・ラモスにとっては良い大会になったと言えるだろう。ラウンド16のスイス代表戦でC・ロナウドを抑えて先発に抜擢されると、前半に1点、後半に2点を奪って衝撃のハットトリックを達成。さらにアシストも記録した。続くモロッコ代表戦では不発だったが、世界の注目を集めるためにはその“3点”だけで十分だった。

 W杯前から所属するベンフィカでは好調だったが、その勢いは同大会後も継続されている。リーグ戦では直近5試合で4得点を奪っており、チームメイトのジョアン・マリオと共に得点ランキングトップを走っている(17得点)。さらにチャンピオンズリーグ(CL)でも8試合で3得点3アシストを記録しており、ベスト8入りに貢献。ダルウィン・ヌニェスに代わるエースとしての働きは申し分なく、夏の移籍市場では注目株になるかもしれない。

【了】

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