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クビ目前!? バルセロナの放出候補5人。在籍11年目のベテランにあの神童もピンチ?

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終盤戦へと差し掛かっている。各リーグで熾烈な争いを極める中、来シーズンに向けた補強や契約の話題も増えてきた。現在バルセロナに在籍している選手の中で、立場が危うい選手は誰なのか。今回の夏に契約満了を迎える選手を除き、放出候補となり得る5選手をピックアップして紹介する(成績は4月5日現在)。


FW:フェラン・トーレス(スペイン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年2月29日
契約期間:2027年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:24試合3得点1アシスト


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 2021/22シーズン途中にバルセロナの監督に就任したシャビ・エルナンデスは、同シーズン冬の移籍市場においてFWの獲得を熱望。そこで候補の1人に挙がっていたのが、FWフェラン・トーレスだった。このスペイン代表アタッカーは当時マンチェスター・シティで圧倒的な活躍を披露していたわけではなかったが、バルセロナは移籍金5500万ユーロ(約77億円)を支払い獲得に成功している。

 シャビ監督に高く評価されていたこともあり、F・トーレスは加入後すぐに主力としてプレー。リーグ戦では半年間で4得点4アシストとまずまずの成績を残し、ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で2得点2アシストという結果を収めた。

 しかし、バルセロナ在籍2年目の今季は苦戦中。頭の良い選手であり、オフ・ザ・ボールの質などは極めて高いのだが、いかんせん決定力が低く、ラ・リーガでは24試合でわずか3得点を奪うに留まっている。これはトップチームのFW登録選手(ロベルト・レバンドフスキ、ウスマン・デンベレ、ハフィーニャ、アンス・ファティ)の中で最低の成績である。

 バルセロナは深刻な財政難に陥っており、夏の移籍市場で複数の選手を売却することが必須とされている。シャビ監督からの評価が高いとはいえ、5500万ユーロ(約77億円)の移籍金に相応しい活躍を見せられていないF・トーレスは、その対象の上位にくることは間違いないだろう。お金を残すことが、バルセロナへの最後の貢献ということになりそうだ。

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