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データで徹底分析! チェルシーとトッテナム、両チームが狙うべき新監督とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



データが示すチェルシーとトッテナムに合う監督とは?


 今季不振に陥っているチェルシーは、今月2日にグレアム・ポッター監督を解任し、トッテナムは先月26日にアントニオ・コンテ監督との契約解除を発表した。だが、両チームともまだ新監督は決まっておらず、現在は暫定監督が指揮を執っている。新監督候補は何人か挙がっているようだが、英メディア『skysports』によると、両チームが契約すべき監督がいるという。



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 監督のデータと独自のアルゴリズムを組み合わせ、その監督の能力、質、可能性を評価するために使用するツール「Carteret Analytics」によると、チェルシーとトッテナムにとって最良の選択肢となるのは、マウリシオ・ポチェッティーノのようだ。

 この「Carteret Analytics」では、過去6シーズンの監督のパフォーマンスデータを利用し、対戦相手の強さ、プレースタイルやフォーメーションなど、様々な要因を含んだ分析が行われている。ポッター、コンテ両監督の比較対象となったのはポチェッティーノだけでなく、ルイス・エンリケ、ジネディーヌ・ジダン、ユリアン・ナーゲルスマン、ブレンダン・ロジャース、さらに、ジョゼ・モウリーニョとバイエルン・ミュンヘンの新監督に就任したトーマス・トゥヘルも含まれている。

 その中で「コンテやポッター監督よりも多くの指標で優れたパフォーマンスレベルを発揮しており、トッテナムとチェルシーにとって最有力候補になることを示している」と高評価されたのがポチェッティーノである。データ分析によれば、同監督は素早い攻守の切り替え、シュート率、決定率でとくに高い評価を得たようだ。

 また、エンリケ、ナーゲルスマン、ジダンの3人も高く評価されている。だが、エンリケやジダンは数年間クラブの指揮を執っていないこと、ナーゲルスマンはビルドアップ面がやや脆弱であることが指摘されている。
 
 今シーズン終了後、どちらかのクラブはデータが示すようにポチェッティーノ監督と契約を結ぶのか。今後の動向に注目だ。

【了】

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