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世界最高の選手は誰だ!? サッカー市場価値ランキング11位~15位。100億円を超えたのは?

シリーズ:世界市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:エンソ・フェルナンデス(チェルシー/アルゼンチン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年1月17日(22歳)
市場価値:8500万ユーロ(約119億円)
2022/23リーグ戦成績(ベンフィカ):17試合1得点5アシスト
2022/23リーグ戦成績(チェルシー):8試合0得点2アシスト

 イギリス史上最高額となる移籍金で今冬にベンフィカからチェルシーへと移籍したエンソ・フェルナンデスは、今季最も名声を高めた選手といっても過言ではないだろう。

 E・フェルナンデスは昨夏にアルゼンチンの名門リベール・プレートからおよそ4400万ユーロ(約62億円)でベンフィカに加入し、攻守に渡ってハイレベルなパフォーマンスを披露。同選手が出場したリーグ戦17試合でチームはわずか1敗と、欠かせない存在になっていた。

 しかし、E・フェルナンデスの存在が世界に知れ渡ったのは、クラブだけでなく、カタールワールドカップでの活躍もあったからだろう。グループステージ2戦目で得点すると、3戦目からはスタメンで出場し、アルゼンチン代表の攻守に安定感をもたらした。見事に優勝に貢献し、大会の若手最優秀選手賞も受賞した。

 今季開幕前1500万ユーロ(約21億円)だった市場価値は、現在8500万ユーロ(約119億円)に。上昇額は7000万ユーロ(約98億円)となったわけだが、これは今季世界2位の数字である。現在苦境に陥っているチェルシーを救うため、E・フェルナンデスはその価値に見合う活躍を披露できるか。

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