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アジア 1年前

韓国の消えた逸材5人。天国から地獄へ…表舞台から姿を消したかつての天才たち

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ペク・チフン

ペク・チフン
【写真:Getty Images】

MF:ペク・チフン
生年月日:1985年2月28日
主な在籍クラブ:蔚山現代、水原三星ブルーウィングス
現所属クラブ:現役引退

 高校時代から数々のタイトルを獲得してきたペク・チフンは、2003年に全南ドラゴンズへ加入。その後、FCソウルを経て2006年7月に水原三星ブルーウィングスへ移籍すると、同クラブで長きに渡ってプレーし、4つのタイトル獲得に貢献した。水原三星在籍時には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、幾度となくJリーグ勢と対戦している。

 各年代別の韓国代表に選出されていたペクは、2005年に行われた東アジアサッカー選手権2005(現EAFF E-1サッカー選手権)の日本代表戦で韓国代表デビュー。日本代表戦で強さを発揮したことで“日本キラー”とも称された同選手は、21歳の時に2006年のドイツワールドカップメンバーに名を連ねた。だが、同大会後は代表から遠ざかることに。2010年8月に行われたナイジェリア代表との親善試合で約4年ぶりに韓国代表復帰を果たしたが、同試合以降は代表でプレーすることがなかった。

 端正な顔立ちからイケメンKリーガーとしても有名で、2008年には元アイドルで女優のパク・スジンと交際していたことが報道されるなど、ピッチ外で話題になることもあった。そんなチフンは、2019年に香港で現役を終えている。若くから期待されていただけに、残念な逸材となってしまった。

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【了】

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