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記憶から消したい…。レアル・マドリード、最悪の補強ランキング3位。別世界で孤立…。自信を失った名ボランチの後継者

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたレアル・マドリードだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


3位:アシエル・イジャラメンディ

Illaramendi
【写真:Getty Images】

生年月日:1990年3月8日
移籍金:3200万ユーロ(約44.8億円)
在籍期間:2013年7月~2015年8月
リーグ戦成績:59試合2得点1アシスト


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 レアル・ソシエダの下部組織出身で、2011年にプリメーラ・ディビシオンデビューを飾った。そこから着実に出場機会を増やすと、2012/13シーズンには定位置を確保。そのプレースタイルから「シャビ・アロンソの後継者」と称されるようになった。

 レアル・マドリードへの加入が決まったのは、当時23歳だった2013年7月。移籍金は3200万ユーロ(約44.8億円)で、スペイン人選手としては2009年夏にリバプールからやって来たシャビ・アロンソに次ぐマドリー史上2番目に高額なものとなった。

 マドリーでは1年目にリーグ戦29試合に出場し、2年目は同30試合に出場した。この数字だけを見れば決して悪くないようにも思えるが、実はこのほとんどが途中出場。ソシエダで台頭したMFは厚い選手層の壁を超えられず、最後まで1番手になることができなかったのだ。そして白いユニフォームに2シーズン袖を通した後、古巣ソシエダに復帰した。

 2020年にマドリー時代について聞かれたMFは「レアル・ソシエダとはまったく別の世界で、世界最高のクラブの一つだ」と白い巨人を称し、活躍できなかった理由を「自信が持てなかったこと」と説明している。また、現在ソシエダでキャプテンを担う同選手は、ビッグクラブでプレーする上での“準備”について問われると「精神的な面では、確かに現在の方が(2013年当時よりもマドリーでプレーする)準備ができている」とも話していた。

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【了】

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