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天国から地獄へ…。ドイツの消えた逸材(5)クロップ就任でキャリアが暗転したMFとは?

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のドイツ人選手を紹介する。


MF:マルク=アンドレ・クルスカ

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【写真:Getty Images】

MF:マルク=アンドレ・クルスカ
生年月日:1987年6月29日
主な在籍クラブ:ドルトムント、クラブ・ブルージュ
現所属クラブ:フロリンデ(ドイツ3部)


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 12歳のときにボルシア・ドルトムントの下部組織に加入したマルク=アンドレ・クルスカは、その5年後にトップチームに昇格。17歳4ヵ月15日でデビューを果たすと、当時同クラブを率いたベルト・ファン・マルワイク監督は、クルスカを定期的に起用していた。

 2年目までは途中出場が多かったが、3年目の06/07シーズンからレギュラーに定着するなど、デビューから4年間は順調な成長を見せていた。しかし、08/09シーズンにユルゲン・クロップ監督が就任すると状況が一変。クルスカは出場機会を失い、2009年冬にベルギーのクラブ・ブルージュへ完全移籍することとなった。

 クラブ・ブルージュでのプレーは半年で終わり、その後はドイツでキャリアを続けた。2部や3部を主戦場に9年間を過ごし、18/19シーズンはルクセンブルクでのプレーも経験。現在はドイツの地域リーグでプレーを続ける傍ら、ボーフムの下部組織で指導者を務めている。

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【了】

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