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プレミアリーグ 11か月前

正解は数年後? マンチェスター・ユナイテッド歴代補強答え合わせ。最悪の移籍市場だったのは…

シリーズ:歴代補強答え合わせ text by 編集部 photo by Getty Images

2020/21シーズン


【写真:Getty Images】


DF:アレックス・テレス(←ポルト)
移籍金:1500万ユーロ(約21億円)

MF:ドニー・ファン・デ・ベーク(←アヤックス)
移籍金:3900万ユーロ(約54.6億円)

MF:ファクンド・ペリストリ(←ペニャロール)
移籍金:850万ユーロ(約11.8億円)

FW:アマド・ディアロ(←アタランタ)
移籍金:2130万ユーロ(約29.8億円)

FW:エディソン・カバーニ(←パリ・サンジェルマン)
移籍金:フリー

 2020/21シーズンの補強の答え合わせはかなり難しい。少なくとも現時点ではエディソン・カバーニの1年目の活躍以外はチームに貢献したとは言い難い。

 当時18歳だったファクンド・ペリストリとアマド・ディアロの獲得が成功だったか、失敗だったかは数年後にならなければわからない。両者はともに来季トップチームの一員としてプレーするかわからないが、イングランドの環境に適応してきていることは確かだ。今季ディアロはチャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランドへローン移籍し、崩しのキーマンとしてチームのプレーオフ進出の立役者となった。これからが楽しみなシーズンだ。

 その一方でアレックス・テレスとドニー・ファン・デ・ベークの両選手はすでに戦力にカウントされていない。テレスは22年夏にタイレル・マラシアを獲得したことで構想外となりセビージャへとローン移籍、ファン・デ・ベークは恩師エリック・テン・ハフが監督に就任したのにも関わらず序列が低いままで、何より稼働率があまりにも悪い。両選手ともに今夏の放出が決定的だろう。

 カバーニは1年目に二桁ゴールを記録も2年目は怪我を連発。当初結んでいた2年契約でチームを去った。

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