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最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング【鎌田大地】唯一無二の攻撃センス! 日本トップクラスの技術を誇るMF

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)


8位:鎌田大地

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング8位:鎌田大地
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:32試合9得点7アシスト


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 ドイツには多くの日本人選手が在籍しているが、その中でも毎シーズンのように結果を残しているのが鎌田大地である。今季は、カタールワールドカップ明け後に結果が出ず批判を浴びることもあったが、最終的にはキャリアハイとなるリーグ戦9得点をマーク。DFBポカールでは5試合で4得点を奪い決勝進出の立役者になるなど、やや不調だったチームにおいて奮闘していた。

 ゆったりとした持ち運びから重心の逆を突くキレの良い切り返しや細かなタッチで相手を無力化するなど、ドリブルの技術は日本人トップクラスで、視野の広さも活かした効果的なダイレクトパスや繊細なスルーパスも光る。「スキル」は「83」と、文句なしの数値が出ている。また、ゴールとアシストの両方で高い貢献度を誇るなど「攻撃」に関してもやはり高評価となった。

 そして忘れてはならないのが「IQ」に優れているということだ。絶妙なポジショニングで相手の対応を困らせ、味方への的確なスペースメイキングでも違いを作り出すなど、数字には表れにくいオフ・ザ・ボールでの貢献が目を見張る。ボランチ起用がメインだった今季は、3列目からのタイミングの良い攻撃参加やスペースへの侵入で多くのチャンスに絡んでいた。そうしたセンスは、他の日本人選手にはない鎌田ならではの武器と言っていいだろう。


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【了】

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