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鎌田大地だけでなく…EU圏外枠争うライバルもミランの本気度低い? ビジャレアル会長が疑念

text by 編集部 photo by Getty Images

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フランクフルトに所属する鎌田大地
【写真:Getty Images】



鎌田大地だけでなくサムエル・チュクウェゼも…

 アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地だけでなく、EU圏外枠を埋めると考えられているビジャレアルのナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼもミランの本気度は低いようだ。ビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長が疑念を抱いていると、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。



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 鎌田がフランクフルトと契約延長しないことを決断したため、他クラブは移籍金ゼロで獲得可能となった。ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが関心を示す中、最終的にミランと合意。しかし、同選手の交渉を主導してきたパオロ・マルディーニ氏などが退任したことで状況が一変し、鎌田は後回しされることになった。EU圏外枠の一つはルーベン・ロフタス=チークに使われ、残り一つとなっている。

 同メディアによると、ミランは残りのEU圏外枠をチュクウェゼに当てる予定だという。ただ、ビジャレアル側が希望する移籍金3500万ユーロ(約54億9000万円)に対し、ミラン側が用意したのは移籍金2500万ユーロ(約39億2000万円)であり、両者には大きな開きがある。

 ビジャレアルのロイグ会長は「ミランが本当にチュクウェゼに興味を持っているかどうかは分からない。もし、アドリアーノ・ガッリアーニがマテオ・ムサッキオを獲得しに来た時と同じように、選手が欲しいけど金がないと言うつもりなら…あの時はフィデウアだけ食べて帰ったよ」と語り、本気度が伝わらないミラン側の姿勢に疑念を抱いている。

【了】

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