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最も爆買いしたシーズンは? マンチェスター・ユナイテッド大型補強ランキング1~5位

シリーズ:大型補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

サッカーチームを強くするにあたって“補強”は欠かせない。プレミアリーグを代表する強豪であるマンチェスター・ユナイテッドも毎シーズンのように選手を獲得して強化を図っている。今回は、21世紀以降にマンチェスター・ユナイテッドが行った「大型補強」を当時の衝撃順にランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。


5位:2005/06シーズン

マンチェスター・ユナイテッドFWエドウィン・ファン・デル・サール

【写真:Getty Images】

移籍金総額:3180万ユーロ(約44.5億円)
主な獲得選手
GK:エドウィン・ファン・デル・サール(移籍金400ユーロ/約5.6億円)
MF:ネマニャ・ヴィディッチ(移籍金1050万ユーロ/約14.7億円)
DF:パトリス・エヴラ(移籍金800万ユーロ/約11.2億円)


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 マンチェスター・ユナイテッドの歴史上、最高の移籍市場となったのが2005/06シーズンだろう。いま振り返ると超大型補強だったことは明らかだが、その移籍金からもわかる通り、当時のインパクトは後述する移籍市場と比較するとやや劣るため5位とした。

 04年夏にファビアン・バルテズが退団して以降やや不安のあったGKには、かつてユベントスで正GKを務めたエドウィン・ファン・デル・サールを獲得。すでに34歳とベテランの域に差し掛かっていたが、パフォーマンスは非常に高レベルなものだった。そして同じ夏の移籍市場では、PSVからパク・チソンも獲得している。

 冬の移籍市場ではネマニャ・ヴィディッチとパトリス・エヴラを獲得。両名ともに24歳と成長段階ではあったが、ヴィディッチはすでに欧州屈指のストッパーとして評価されており、エヴラも2003/04シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献するなど、ユナイテッドでも即戦力として期待されていた。結果的に彼ら4人は後のCL優勝など多くのタイトル獲得に貢献するなど、マンチェスター・ユナイテッドにとってターニングポイントとなったシーズンだった。

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