1993年に開幕したJリーグは今年で33年目を迎えた。一度もJ2を経験していない“オリジナル10”の一つである横浜F・マリノスは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、マリノスの輝かしい歴史を築き上げてきた選手の中から、伝説と呼ぶにふさわしい英雄を5人厳選して紹介する。[5/5ページ]
DF:松田直樹(元日本代表)

【写真:Getty Images】
DF:松田直樹(元日本代表)
生年月日:1977年3月14日
リーグ通算成績:385試合17得点
主な獲得タイトル:J1(2003)
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マリノスの真の闘将といえば、松田直樹が真っ先に思い浮かぶ。
2011年に急性心筋梗塞により34歳の若さで亡くなった彼がクラブに刻んだ闘志は、いまも重要な財産になっているはずだ。
前橋育英高校時代から世代別代表に呼ばれて注目されていた松田は1995年に加入。選手としての能力の高さも見事だったが、プロの世界でも抜きんでた「負けず嫌い」さは、ファンがチームに求める姿勢そのものだった。
2010年末に松田の戦力外通告が出ると、サポーターはクラブに猛抗議。署名などで松田との再契約を強く求めた。
松田がマリノスのために戦い続けたことは、誰よりもファンが理解していた。
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