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「PSGがFIFAに苦情申し立てを検討」レアルとエムバペ、来夏フリー移籍で事前合意?

text by 編集部 photo by Getty Images

パリ・サンジェルマン 最新ニュース

PSGに所属するキリアン・エムバペ
【写真:Getty Images】



レアル・マドリードとキリアン・エムバペが繋がっている?

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは頑なに契約延長を拒んでいるが、それはレアル・マドリードと関係があるかもしれない。そう考えるPSGが国際サッカー連盟(FIFA)に苦情を申し立てることを検討していると、スペイン紙『マルカ』が報じた。


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 契約期間が2024年6月までのエムバペに対し、PSGは契約更新を打診している。しかし、同選手は契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝え、来季以降はPSGに残る意思がないことを明らかにした。これをきっかけに、PSGとエムバペの関係が悪化。PSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は、契約満了に伴って来夏にフリー移籍することを許さない姿勢を見せ、同選手の今夏売却に向けて動き出している。

 同紙によると、PSGはレアルとエムバペが接触し、2024年6月にフリーエージェントとして契約を結ぶことを事前合意したと考えているという。同紙はタイトルに「PSG、エムバペの件をFIFAに報告することを検討。選手は動揺」とつけ、PSGはいくつかの証拠を掴んでおり、それを踏まえてFIFAに苦情を申し立てる計画を立てていると報じた。エムバペが契約延長オプションを行使しない考えを書簡で示したこと、2025年まで契約を更新し、2024年に通常の移籍で退団するというクラブからのオファーさえ拒否したこと。そして、サウジアラビア1部のアル・ヒラルが提示した来夏のフリー移籍を保証するオファーを検討すらしなかったことで、疑いの目を向けているようだ。

【了】

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