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「最悪なことに…」サウジアラビアは爆買い継続? クロップ監督が移籍期間終了後に警戒

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督
【写真:Getty Images】



ユルゲン・クロップ監督、FIFAとUEFAに対応を要請

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、欧州リーグとサウジアラビアのリーグの移籍期間の長さを比べ、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に対し、サウジアラビアのクラブによる爆買いの解決策を見つけるよう呼びかけた。米メディア『ESPN』が報じている。



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 今夏は元フランス代表FWカリム・ベンゼマがレアル・マドリードからサウジアラビア1部のアル・イテハドへ移籍したことから始まり、エンゴロ・カンテやカリドゥ・クリバリ、ロベルト・フィルミーノやサディオ・マネなど、中東へ渡る選手が急増した。その抜けた穴を埋めるべく、各クラブは次のシーズンに向けた補強に動いている。しかし、最大の懸念点は、欧州リーグとサウジアラビアのリーグの移籍期間の違いだ。欧州5大リーグの夏の移籍期間は9月1日に終了するが、サウジアラビアのクラブは9月20日まで選手と契約できる。

 クロップ監督は「今のところ、サウジアラビアの影響は大きい。サウジアラビアの移籍市場が3週間も長く開いているのは、かなり最悪だと思う」と懸念を示し、「UEFAとFIFAはその解決策を見つけなければならない。しかし、現時点では何が起こるか正確には分からない」と語り、移籍期間の違いに対処するようUEFAとFIFAに呼びかけている。

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【了】

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