海外日本人選手 最新ニュース
海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは昨季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)
15位:相馬勇紀(そうま・ゆうき)
生年月日:1997年2月25日
所属クラブ:カーザ・ピア(ポルトガル) ※レンタル移籍中
22/23リーグ戦成績:18試合2ゴール1アシスト
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15位には、現在ポルトガルでプレーをしている相馬勇紀がランクインした。名古屋グランパスで公式戦160試合に出場した相馬は、今年の1月にポルトガル1部カーザ・ピアにレンタル移籍で加入。念願だった海外でのプレーが実現した。カーザ・ピアでは加入2試合目のサンタ・クララ戦で直接フリーキックを決めて1ゴール1アシストと大活躍。両サイドのウイングとしてコンスタントにプレーした。
同選手の強みは「スピード」と「フィジカル」を生かしたドリブルにある。身長166cmと小柄だが簡単には倒れない強さを持つ。抜群のスピードでサイドを駆け上がりクロスを上げて味方のチャンスを演出することはもちろん、緩急をつけたドリブルでカットインして自らゴールを決めることもできる。
また献身的なプレスバックも長所の1つだ。相手にボールが渡ると直ぐに前線から戻り、ボールホルダーにプレッシャーをかける。90分間攻守に走り続けられるチームプレイヤーはどのチームにも必要とされるだろう。
カーザ・ピアでの活躍は、数字にも表れている。データサイト『Sofa Score』が発表した昨季の平均採点は6.99とチームで2番目の記録だった。今夏新たに発表された1年間のレンタル延長は、クラブからの期待の高さを表している。