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「両者の関係改善の舞台裏」エムバペ側が折れた?トップチーム復帰と引き換えに放棄したものは…

text by 編集部 photo by Getty Images

パリ・サンジェルマン 最新ニュース

PSGに所属するキリアン・エムバペ
【写真:Getty Images】



キリアン・エムバペ、トップチームに復帰できた理由は?

 頑なに契約延長を拒むフランス代表FWキリアン・エムバペはパリ・サンジェルマン(PSG)との関係が悪化し、トップチーム追放などの厳罰を受けていた。しかし、突如として状況が一変。再びトップチームに復帰し、両者が歩み寄りの姿勢を見せている。その舞台裏について、フランス紙『レキップ』が報じた。


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 エムバペが契約延長オプションを行使しない意向を表明した後、PSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は、契約満了に伴って来夏にフリー移籍することを許さない姿勢を見せた。契約延長だけでなく今夏売却にも前向きになり、サウジアラビア1部のアル・ヒラルなどから届いたオファーに合意。しかし、エムバペは交渉を拒否し、PSG残留の姿勢を崩さなかった。そして、PSGは同選手を日本ツアーから除外したり、Bチームに追放したり、FCロリアンとの開幕戦で起用しないなど、エムバペを冷遇。このような状況が1年間続くとも考えられていた。

 しかし、一転してエムバペがトップチームに復帰。今夏移籍の可能性は低くなり、契約延長の可能性が高まったという見方が強まっている。同紙はタイトルに「エムバペとPSG、両者の関係改善の舞台裏」とつけ、まだ契約更新は実現していないものの、来夏フリー移籍しない可能性があると報じている、また、エムバペが話し合いの中で1億5000万ユーロ(約238億1000万円)と推定されるボーナスを放棄することで、トップチームに戻ることができたとのこと。PSGにとっては、節約と戦力アップに繋がるため、受け入れることにしたようだ。

【了】

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