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リバプールで待つ遠藤航のライバル5人。本命不在だが実力者ズラリ。クロップ監督が信頼するのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チアゴ・アルカンタラ(元スペイン代表)

リバプールMFチアゴ・アルカンタラ
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年4月11日(32歳)
22/23リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト
23/24開幕節:出場なし

 経験値という意味では、現在のメンバーの中で最もアンカーで起用されているのはチアゴ・アルカンタラになるだろう。バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、そしてリバプールでタイトル獲得に貢献してきた32歳のスペイン人MFは、6番(アンカー)に求められるインテリジェンスとテクニックを兼ね備えている。

 主戦場はインサイドハーフだが、これまでもファビーニョ不在時や得点が必要な場面などで、ユルゲン・クロップ監督はチアゴをアンカーに置いている。カバーリングやボール奪取といったディフェンス面では前任者に劣るものの、ボール保持の局面に限定すれば、チアゴも6番の役割を全うすることができる。

 ただ、5月に股関節を痛めて手術を受けており、8月に入ってチームのトレーニングに復帰したばかり。これまでも怪我が多く、シーズンを通してレギュラーとして計算するのは難しい。驚異的な体の強さで、これまでほとんど怪我をしてこなかった遠藤が加入することになれば、チアゴの立場にも影響が出るかもしれない。

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【了】

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