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「バルセロナに移籍しない場合は…」若き才能もサウジへ流出?アトレティコFWが中東行きを検討

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシーにレンタル移籍していたジョアン・フェリックス
【写真:Getty Images】



ジョアン・フェリックス、バルセロナ移籍を望んでいるが…

 アトレティコ・マドリードに所属する23歳のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、バルセロナへ移籍できなかった場合の選択肢として、サウジアラビアのクラブに移籍することを考えているようだ。来週には契約が完了する可能性があると、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が報じている。



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 フェリックスはポルトガル1部のベンフィカの下部組織で育ち、2018/19シーズンからトップチームに昇格。UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)において、史上最年少(19歳152日)でのハットトリックを達成すると、その年のプリメイラ・リーガ優勝に貢献。才能を開花させたフェリックスは、2019年7月にアトレティコへ完全移籍した。大きな期待に応える形で活躍もしていたが、徐々にプレー時間が減少。2023年1月にチェルシーへレンタル移籍し、半年後にアトレティコへ復帰している。アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督の構想外であるため、同選手は移籍先を探していた。

 同メディアによると、バルセロナはフェリックスをレンタル移籍で獲得することに興味があるという。バルセロナが数日以内に獲得に動く可能性はあるが、アトレティコが満足するような条件を提示することは出来ないと見られているようだ。同メディアは「フェリックスが今後数日以内にバルセロナに移籍しない場合は、代わりにサウジアラビアに向かうことになり、来週には契約が完了する可能性が高い」と伝え、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマなどのベテラン選手に続き、若き才能も中東へ流出することを危惧している。

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【了】

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