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「先例となる可能性が…」レアル行きならエムバペに巨額の契約解除条項?サウジ移籍の対抗策か

text by 編集部 photo by Getty Images

パリ・サンジェルマン 最新ニュース

PSGに所属するキリアン・エムバペ
【写真:Getty Images】



レアル・マドリードが獲得なら…キリアン・エムバペに驚きの条項を設定?

 レアル・マドリードは来夏、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペの獲得に動く可能性がある。契約を結ぶ際にはサウジアラビアのクラブへ移籍することを阻止するため、2つの条項を盛り込む可能性があると、スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』が報じた。


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 エムバペの契約は2024年6月までとなっており、来夏にはフリー移籍が可能となる。PSGは契約延長を望んでいるが、現時点で交渉が進展した様子はない。PSGを離れる場合、移籍先の最有力候補として浮上しているのがレアルだ。同選手はPSGとの関係悪化で一時はBチームへ追放されたものの、トップチーム復帰後は3試合で5得点を決める活躍を見せている。

 同メディアによると、今夏の移籍市場で爆買いを行った中東のクラブに移籍するのを阻止するため、レアルがエムバペと契約を結ぶ時には、サウジアラビアやカタールのクラブへ移籍する時に発動する12億ユーロ(約1891億円)の契約解除条項を設定するようだ。また、欧州の特定のクラブへ移籍する時に発動する8億ユーロから10億ユーロ(約1261億円から約15761億円)の契約解除条項を設定するという。同メディアは「エムバペとレアルの契約は、先駆的なものであるだけでなく、先例となる可能性がある。レアルは常にその意味である程度の経験を積んできたので、フロレンティーノ・ペレスはサウジアラビアやカタールからのオファーからエムバペを死守することができ、将来的には他の首脳陣も同じようにするだろう」と報じた。

【了】

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