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【写真:Getty Images】
DF:クリスティアン・ロメロ(アルゼンチン代表)
生年月日:1998年4月27日
所属クラブ:トッテナム
23/24リーグ戦成績:8試合2得点0アシスト
Sofa Score平均採点:7.50
Who Scored平均採点:7.39
クリスティアン・ロメロは第8節終了時点で首位に立つトッテナムで、毎試合のように安定したパフォーマンスを続けている。
その要因の一つとなっているのが、今季よりCBでコンビを組む新加入のミッキー・ファン・デ・フェンとの相性の良さだ。前に出ていく守備が得意なロメロとスピードを活かしたカバーリングが得意なオランダ代表DFの補完性は抜群で、お互いの長所を理解し合っている。アンジェ・ポステコグルー監督のポゼッションサッカーにもフィットしており、昨季より5%アップの92%のパス成功率を記録している。
加えてこのアルゼンチン代表DFは、CBながら既に2ゴールを決めている。開幕戦のブレントフォード戦ではキッカーのジェームズ・マディソンからのボールが強烈過ぎたため脳震盪の影響で直後に交代となるハプニングに見舞われたが、バーンリーとの第4節ではFW顔負けの強烈な勝ち越しゴールを叩き込んだ。昨季は微妙なパフォーマンスから批判を浴びたこともあったが、新体制に欠かせない戦力となってる。
【写真:Getty Images】
DF:ヨアキム・アンデルセン(デンマーク代表)
生年月日:1996年5月31日
所属クラブ:クリスタル・パレス
23/24リーグ戦成績:8試合2得点0アシスト
Sofa Score平均採点:7.73
Who Scored平均採点:7.57
エースのウィルフレッド・ザハが退団し、マイケル・オリーゼも怪我で欠くクリスタル・パレスは開幕8試合で7ゴールと得点力不足に陥っている。攻撃の火力を失った中で、9位とトップハーフに位置しているのはリーグ最多の4試合でクリーンシートを達成している守備陣のおかげだ。
堅守のチームで中心となってプレーしているヨアキム・アンデルセンは、スピード不足を感じさせない的確なポジショニングで相手の攻撃をシャットアウトし続けている。ボックス内での守備も冷静で、ファウルにならないギリギリのところでのクリアやブロックが際立っている。
特に印象的な活躍を披露したのがマンチェスター・ユナイテッドとの第7節だ。敵地オールド・トラッフォードにて、先制点となる強烈なボレーシュートを叩き込むと、守備でもチーム最多となる10のクリアを記録。身体を張った守備で1-0での勝利に大きく貢献した。対角線へのロングフィードも攻撃の起点となっており、現時点では今季のベストイレブンに選出されてもおかしくないほどの高パフォーマンスを続けている。