MF
【写真:Getty Images】
MF:ロドリ(スペイン代表)
生年月日:1996年6月22日
所属クラブ:マンチェスター・シティ
23/24リーグ戦成績:6試合2得点1アシスト
Sofa Score平均採点:8.05
Who Scored平均採点:7.62
“退場を除いては“という注釈が付くが、マンチェスター・シティのロドリのパフォーマンスは圧巻の一言に尽きる。
バーンリーとの開幕戦でいきなり1得点1アシストの活躍を披露する最高のスタートダッシュを決めると、ボール保持時も被保持の局面でも昨季以上にパワーアップした姿をみせた。第8節終了時点でのパス成功率は驚異の95.2%と、プレッシャーを受けてもほとんどボールを失わない正確な技術を披露し続けている。
しかし、開幕から圧巻パフォーマンスを続けていた中で迎えたノッティンガム・フォレストとの第6節で、モルガン・ギブス=ホワイトとの小競り合いの末に一発退場。彼が出場停止処分を受けたカップ戦1試合とプレミアリーグ2試合でマンチェスター・シティはいずれも敗戦を喫しており、改めて替えが効かない存在であることが証明された。
【写真:Getty Images】
MF:ジェームズ・ウォード=プラウズ(イングランド代表)
生年月日:1994年11月1日
所属クラブ:ウェストハム
23/24リーグ戦成績:7試合2得点3アシスト
Sofa Score平均採点:7.69
Who Scored平均採点:7.53
今夏のベスト補強にウェストハムのジェームズ・ウォード=プラウズの名前を挙げる人は多いのではないだろうか。
サウサンプトン時代から強烈なインパクトを残していたプレースキックの精度は抜群で、ウェストハムでのデビュー戦となったチェルシー戦でいきなりCKからアシストを記録。デイビッド・モイーズ監督が率いるチームにはクル・ズマやトマーシュ・ソーチェク、ミカイル・アントニオら空中戦に強い選手が揃っており、セットプレーの名手からすればこれ以上やりがいのあるクラブは早々ないだろう。
このイングランド代表はセットプレーだけでなく、流れの中からも多くの決定機に絡んでおり、ブライトンとの第3節では最後まで得点を諦めない献身性あふれるプレーで移籍後初ゴールを記録。加入後の公式戦9試合で得点に絡まなかったのは3試合のみと、中盤の選手とは思えない高い頻度でチャンスに関わり続けている。
【写真:Getty Images】
MF:ジェームズ・マディソン(イングランド代表)
生年月日:1996年11月23日
所属クラブ:トッテナム
23/24リーグ戦成績:7試合2得点5アシスト
Sofa Score平均採点:8.09
Who Scored平均採点:7.76
ジェームズ・マディソンのトッテナムでの活躍は予想以上だろう。多くのスパーズファンが開幕前にハリー・ケインの抜けた穴を懸念していただろうが、新10番がそれを全く感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露している。
フリーの選手を見つける視野の広さと、そこに通す正確なスルーパスで早くもアンジェ・ポステコグルー監督率いる新生トッテナムの顔となっている。8月は3試合で1得点3アシストを記録し、プレミアリーグの月間最優秀選手に初選出された。
早くもチームメイトからの絶大な信頼を勝ち得ており、マディソンが前を向くとソン・フンミンをはじめアタッカー陣が一斉に前へと走り出す。そこに正確無比なパスを通して絶好機を演出しており、第8節終了時点でのキーパス(ラストパス)はキーラン・トリッピアーに次ぐ26本を記録している。現在首位に立つトッテナムの原動力となっており、クラブ史上初のプレミアリーグ優勝はこの男の稼働率に掛かっているかもしれない。