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海外サッカー 7か月前

移籍市場注目!? 欧州、放出候補リスト10人【FW編】放出必至? 移籍可能性大の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チーロ・インモービレ(イタリア代表)

ラツィオのインモービレ

【写真:Getty Images】


生年月日:1990年2月20日
所属クラブ:ラツィオ(イタリア)
契約期間: 2026年6月30日
22/23リーグ戦成績:31試合12得点5アシスト

 イタリア代表のチーロ・インモービレは、今季でラツィオ在籍8シーズン目を迎えたベテランFWだ。ラツィオで公式戦306試合に出場し、198得点53アシストを記録するレジェンドであり、同クラブのキャプテンも務めるチームの柱である。

 かつて所属したトリノ時代の13/14シーズンに初めてセリエA得点王を獲得し、ラツィオ移籍以降にも3度の得点王を獲得するなど稀代のゴールゲッターとして名を馳せた。しかし、昨季はリーグ戦12得点とやや低調な成績で終わり、今季もリーグ戦8試合に出場して2得点。ラツィオ自体もリーグ戦成績は4勝1分4敗と開幕から調子が上がっていない。

 33歳という年齢から衰えも指摘されるインモービレだが、伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、今夏にはサウジアラビアのアル・シャバブやアル・ウェダが獲得に迫っていた。結局、インモービレがオファーを拒絶したことで移籍成立とはならなかったが、今冬に再び獲得オファーとの報道が出ている。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は「我々は誰を売りたいと思っていない」と発言しているが、インモービレを高額で売却するのなら今冬は絶好のタイミングである。

 インモービレはここまでセリエA通算で198得点を記録してて、大台の200得点まであと2点と迫っている。セリエAで歴代7位となるリーグ通算205得点をあげたロベルト・バッジョの記録も射程圏内となっているが、バッジョ超えを果たすことなくインモービレはイタリアを離れることになるのだろうか。

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