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どっちが高額? エル・クラシコ年俸ランキング1~10位。バルセロナとレアル・マドリードを比較

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/ベルギー代表)

レアル・マドリードのクルトワ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月11日(31歳)
年俸:1500万ユーロ(約21億円)
23/24リーグ戦成績::0試合0失点

 世界最高峰のGKとして、18/19シーズンからレアル・マドリードでプレーするのがティボー・クルトワ。アトレティコ・マドリードやチェルシーなどでキャリアを重ね、さらにベルギー代表GKとして102試合に出場中だ。これは同国のGKとしては最多の代表戦出場数であり、まだまだ数字を伸ばしていくだろう。

 199cmの長身でハイボールの処理にめっぽう強く、1対1における冷静な判断や抜群の反射神経から生まれるシュートストップもワールドクラス。長年に渡ってワールドクラスのGKと評価され、レアルのタイトル獲得に貢献してきた守護神である。

 ただ、今季のクルトワは開幕前の練習中に左膝前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、今シーズン中に戦列復帰できるか不透明な状況だ。代わりにレアルで守護神を務めるのはレンタル加入したスペイン代表GKケパ・アリサバラガだが、クルトワと比べると空中戦の弱さが目立ってしまう場面もここまで見られる。

 19/20シーズンのリーグ戦におけるバルセロナ戦では、2度のエル・クラシコで2度クリーンシートを達成したクルトワ。これはレアルにおいては45年ぶりの快挙であり、クルトワの高い能力を世界に認識させた一幕であった。そんなクルトワを、今季最初のエル・クラシコで見られないのはなんとも残念な事である。

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