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どっちが高額? エル・クラシコ年俸ランキング1~10位。バルセロナとレアル・マドリードを比較

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/イングランド代表)

レアル・マドリードのベリンガム
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年6月29日(20歳)
年俸:2083万ユーロ(約29億1600万円)
23/24リーグ戦成績:9試合8得点2アシスト

 今夏にボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに移籍金(出来高込)1億3390万ユーロ(約187億4600万円)で加入したのがイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。この移籍金は10代のMFとしては史上ナンバーワンであり、イングランド人としても21年夏にマンチェスター・シティに移籍したジャック・グリーリッシュを上回る歴代トップの数字となっている。

 22/23シーズンはブンデスリーガが選出するシーズンMVPに選ばれるなど、19歳とは思えぬ驚異的な活躍で世界にその名を轟かせていたベリンガム。ドルトムント時代はセントラルミッドフィルダー、ボランチでプレーする事がメインだったが、レアル加入以降はトップ下で起用され、得点力が開花した怪物MFに成長しつつある。

 今季は公式戦12試合に出場して11得点3アシストを記録。リーグ戦8得点はアトレティコ・マドリードのアントワーヌ・グリーズマンの7点、バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキの5点を抑えて、現時点でラ・リーガ最多となっている。もはやレアルにとって代えの効かない絶対的な存在となっていて、MFとしては世界トップとなる1億5000万ユーロ(約210億円)の市場価値を持つのも納得だ。

 今週末はベリンガムにとって初のエル・クラシコとなるが、圧倒的な才能が敵地カンプ・ノウでも発揮されるのか、もしくはバルサがベリンガム対策のシフトを敷いて封じ込めるのか。絶好調な“レアルの至宝”を巡る攻防も楽しみなポイントとなるだろう。

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