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「新たなレベルに引き上げることに貢献した」久保建英ら活躍でソシエダが躍進!強豪集うラ・リーガの勢力図に変化あり?

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英 最新ニュース

レアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】



久保建英所属のレアル・ソシエダ、次なる大きな勢力へ?

 バルセロナやレアル・マドリードなどの強豪クラブが集うラ・リーガで、レアル・ソシエダは新たな時代を迎えているかもしれない。日本代表MF久保建英やスペイン代表FWミケル・オヤルサバルがソシエダの躍進に大きく貢献していると、ベトナム紙『クアンニン新聞』が分析している。



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 久保は2022年7月にレアル・マドリードからの完全移籍でソシエダに加入。すると、開幕戦のカディス戦で初ゴールを決め、ジローナ戦などで1得点1アシストを記録する活躍を見せた。主力として、ソシエダの4位フィニッシュに貢献し、チームを10年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に導いている。そして、今季も2年連続の開幕戦ゴールで好スタートを切ると、これまでに公式戦19試合で5得点3アシストをマーク。ソシエダはラ・リーガ第15節を終えた時点で、6位につけている。

 同紙はタイトルに「ゆっくりと、しかし確実に、ラ・リーガの次なる強豪が徐々に現れつつある」とつけ、イマノル・アルグアシル監督がソシエダを率いることになった2018年以来、チームは過去5年間で右肩上がりの成長を続けていると報じた。その主な要因として、久保の名前を挙げ「これまでとの違いは、アルグアシル監督が攻撃のスターを1人だけに頼るのではなく、2人持っていることだ。彼らはソシエダを新たなレベルに引き上げることに貢献した。上位4チームは現状を維持しようと努めているが、これらのチームは厳しい時期を乗り越えるために1人か2人の輝くスターに頼ることがよくある。ソシエダにとって最も明白な目標は、アトレティコ・マドリードに追いついて一つ順位を上げることではなく、今シーズン、そしておそらく来シーズンも5位との間に大きな差を作ることだろう。ここ数シーズンの彼らの問題は信頼できる火力の欠如だが、もし久保とオヤルサバルがこの素晴らしい好調を続けることができれば、ソシエダはスペインの次なる大きな勢力になる可能性がある」と分析している。

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