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サッカー日本代表初招集! 伊藤涼太郎、野澤大志ブランドンの今季成績は? 今後に期待の新顔

シリーズ:日本代表、初招集はどんな選手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:伊藤涼太郎

伊藤涼太郎
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年2月6日(25歳)
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
2023リーグ戦成績:17試合7得点4アシスト(アルビレックス新潟)
15試合2得点1アシスト(シント=トロイデン)

 伊藤涼太郎は2016年に作陽高校から浦和レッズへ加入するも、トップチームでの出場は1試合のみ。翌年も出場機会を得られず、シーズン途中に水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍となった。加入当初はなかなか結果を残すことができなかったが、期限付き移籍期間を延長して臨んだ2018シーズンは9得点4アシストの活躍を見せた。

 2019年は大分トリニータへ期限付き移籍するも出場機会が激減。2020年に浦和へ復帰する。だが、2021年7月に再び水戸へ期限付き移籍となった。伊藤に転機が訪れたのは、アルビレックス新潟への完全移籍だ。2022シーズンの開幕戦でスタメンに抜擢されると、全42試合に出場し9得点11アシストの大活躍。J2優勝に大きく貢献した。

 そして迎えた今季は、開幕戦のセレッソ大阪戦でいきなりの2アシスト。第3節の北海道コンサドーレ札幌戦ではJ1初ゴールを記録している。その後、第8節のアビスパ福岡戦でハットトリックを達成するなど大きなインパクトを残し、シーズン途中にベルギー1部のシント=トロイデンへ完全移籍を果たす。

 伊藤は欧州初挑戦ながら、開幕戦でいきなりスタメンに抜擢となった。9月17日に行われた第7節のメヘレン戦で移籍後初ゴールを記録。さらに、12月3日に行われた第16節では、またもメヘレンからゴールを奪った。

 新潟時代は主にトップ下でプレーしていた伊藤は、シント=トロイデンではボランチで起用されている。伊藤の特徴は足元の技術で、変幻自在のドリブルと鋭いパスで相手を翻弄する。類い稀な攻撃センスでゴールを狙い、相手にとっては非常に怖い存在だ。新潟で覚醒した25歳MFは、日本のファンの目の前でその真価を発揮できるだろうか。

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【了】

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