久保建英や三笘薫不在の2列目は?
ダブルボランチは田中碧と佐野海舟がいいだろう。とくに注目したいのは後者。代表デビュー戦となった11月のワールドカップ・アジア2次予選、ミャンマー代表戦のパフォーマンスは素晴らしかった。そのミャンマー代表戦と同様、あるいはそれ以上のプレーを今回のゲームで披露できれば、日本代表定着への道がまた1つ切り拓かれるかもしれない。
右サイドハーフは伊東純也か堂安律の2択になるが、ここでは堂安をチョイス。カタールW杯以降、日本代表で目立った活躍はできておらず、タイ代表戦でのアピールは必須だ。
トップ下と左サイドハーフはフレッシュな選手を推薦。伊藤涼と奥抜侃志だ。ともに非凡な武器を持っており、ヨーロッパの舞台でそのスキルにさらに磨きをかけ、満を持して日本に帰ってきた。これまで森保ジャパンにおける2列目が大きな脅威になってきただけに、先発するとなれば注目されるのは間違いない。
浅野拓磨と上田綺世は別メニュー調整が続いており、タイ代表戦での先発は回避されるだろう。そうなるとCFを本職とする選手はパリ五輪世代のエースでもある細谷真大1人だ。南野拓実の0トップ起用の可能性も全くないわけではないが、やはり本職CFを先発から外す理由は考えにくい。柏レイソルの生え抜きに求められるのはゴールのみだ。