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金の無駄遣い…。アーセナル、冬の大失敗補強5選。なぜ獲った? 活躍できずに終わった実力者たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:パブロ・マリ(スペイン)

パブロ・マリ
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年8月31日
移籍金:1400万ユーロ(約19.6億円)*ローンフィー含め
在籍期間:20年冬~23年冬
リーグ戦成績:22試合1得点0アシスト

 フラメンゴに在籍していた2019シーズンにスペイン人の選手史上初めてコパ・リベルタドーレスを制したパブロ・マリは、20年1月にアーセナルに加入した。当時のアーセナルは最終ラインに不安を抱えており、即戦力として活躍が期待されていた。

 ところがデビュー3戦目のマンチェスター・シティ戦で足首を負傷。シーズン絶望となり、マリの2019/20シーズンは終了した。この怪我は2020/21シーズン開幕後も長引き、アーセナルはマリが負傷中の20年夏に同じ左利きのCBガブリエウ・マガリャンイスを補強。彼が不動のスタメンに定着したことで余剰戦力となってしまった。

 またプレミアリーグ特有のフィジカルの強さにも苦戦を強いられた。特にフィジカル不足を露呈したのが2021/22シーズンの第2節チェルシー戦で、ロメル・ルカクを全く止めることができず、失点に関与してしまった。こうした背景もあり、同シーズン後半戦はウディネーゼへとレンタル移籍。22/23シーズンは開幕からセリエA昇格組のモンツァへとレンタル移籍し、昨年夏に買い取り義務条項により同クラブへ完全移籍となった。

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