サッカー日本代表　最新ニュース

上田綺世はチーム3得点目を挙げる

【写真：田中伸弥】

　サッカー日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・ラウンド16でバーレーン代表と対戦した。日本代表は後半にセットプレーから失点するものの、全3得点を挙げて快勝。ベスト8進出を決めている。嫌な流れを払拭する上田綺世のチーム3点目は特に見事だった。

　
　前半の日本代表は支配率61％で試合をコントロールしていたが、終了時点では53%まで落ちていた。DFの枚数を増やして守備を固めた影響はあるものの、GK鈴木彩艶がオウンゴールを記録した64分あたりはバーレーン代表に押し込まれていた。

　その流れを払拭したのは、鈴木のオウンゴールに関与した上田だった。72分、毎熊晟矢が右サイドでボールを運ぶと、そこから前で待つ上田に展開。相手DFが密集したエリアで受けた上田は、素早い切り返しで一気にペナルティエリア内まで侵入する。角度のないところにボールを置くと、GKの股の間を射抜く鋭いシュートを放った。

　なお、毎熊には1アシストがついて、堂安律が挙げた1点目に続き、この試合2得点に絡む活躍を見せた。