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サッカー日本代表の人気は落ちるだけ。地上波放送で全敗…。お茶の間に届けたのはつまらない試合のみ【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

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貴重な地上波放送でつまらない敗戦

アジアカップ敗退となったサッカー日本代表
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表は3日、AFCアジアカップカタール2023の準々決勝でイラン代表と対戦。前半のうちに守田英正のゴールで先制しながらも、後半に入ってからは防戦一方となり、2点を失って逆転負けを喫している。史上最強と謳われながらベスト8敗退に終わったのは情けないの一言であり、今後のサッカー人気はますます低迷していくかもしれない。

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 今回のアジア杯は『DAZN』が日本代表以外の試合も含め全試合を独占配信していた。地上波では『テレビ朝日』がグループリーグ第2節のイラク代表戦と準々決勝のイラン代表戦を放送したが、いずれも1-2で敗北。お茶の間に届けられたのは負けるべくして負けた“非常につまらない試合”だけだった。

 近年は放映権料が高騰しており、日本代表の試合を地上波で見ることはかなり難しくなった。昨年11月に行われたワールドカップ・アジア2次予選のシリア代表戦に関してはテレビ放送はおろか、ネット配信もされず、SNS上には「視聴方法」を探す人で溢れていた。今後も放映権料の高騰は続いていくはずで、シリア代表戦のような状況に陥るケースも出てくるだろう。
 
 ただでさえ日本代表というブランドの価値が薄れている中、このアジア杯での体たらくである。今後のさらなるサッカー人気低下を懸念せざるを得ないだろう。普段から『DAZN』などでサッカーを観ている人はそう簡単に離れないはずだが、そうではない、いわゆるライト層の人は「なんだ、日本代表大したことないしつまらない」とどんどんサッカーに目を向けなくなるはずだ。
 
 多くの人の目に情報が入らなければ、当然ながら関心・興味は生まれにくい。先にも似たようなことを記したが、学校や仕事から帰り、テレビをつければ日本代表の試合が流れているという昔だったら当たり前だったことは、今では当たり前ではなくなっている。このアジア杯も、やっていることすら知らなかった人も多いのではないだろうか。
 
 今回のアジア杯・早期敗退も影響して、今後テレビ放送局は高い放映権を買って放送する大きなリスクをより避けるようになるだろう。ただでさえテレビ業界は衰退しており、こんな日本代表も、もはや強いコンテンツではない。なんとか注目を集めるには森保一監督を解任し、新たな監督を連れてくるか。または大谷翔平クラスの大スターが現れることを願うしかないかもしれない。

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【了】

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