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海外サッカー 3か月前

世界最高額は誰だ! サッカー選手市場価値ランキング1~10位。トップに立った男とは【2024年最新版】

シリーズ:世界サッカー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン代表)

インテルFWラウタロ・マルティネス
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月22日
市場価値:1億1000万ユーロ(約154億円)
2023/24リーグ戦成績:21試合19得点4アシスト

 8位には、自身初のセリエA得点王が射程圏内に入っているラウタロ・マルティネスがランクインした。

 18年夏に母国アルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入した同選手は、2020/21シーズンにロメル・ルカクとのツートップで得点とアシストを量産。セリエAで2桁ゴール2桁アシストを達成し、ネラッズーリ(インテルの愛称)の11シーズンぶりのスクデットに大きく貢献した。サミール・ハンダノビッチが契約満了により退団(後に現役引退)した今季からは主将を務めており、インテルの顔となっている。

 毎シーズンのようにキャリアハイを更新し続けているアルゼンチン代表FWの強みは、高い確率で枠を捉える決定力の高さだ。多少は苦しい体勢でも強引にシュートをゴールに結びつける。今季のセリエAでの決定率27.94%は、ブンデスリーガでトップを独走するハリー・ケイン(27.91%)やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(23.88%)を上回る。その上、周りの選手を活かすコンビネーションにも長けており、今季からコンビを組むマルクス・テュラムとも熟練の連係をみせている。

 そんなマルティネスの市場価値は現在の1億1000万ユーロ(約154億円)がキャリア最高額だ。先述した通り、毎年キャリア最高の成績を残しており、インテル加入以降は前シーズンを下回る成績を残したことがない。常に上昇を続けていることが、市場価値の高騰に繋がっているのだろう。

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