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「もっと評価しても良いはずだ」遠藤航を英メディアが全力擁護!元指揮官の批判を一蹴。リバプール貢献者に絶賛相次ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールに移籍した遠藤航
【写真:Getty Images】



ティム・シャーウッド氏、遠藤航を批判したが…

 トッテナムやアストン・ヴィラを率いた経験のあるティム・シャーウッド氏が、リバプールに所属する31歳の日本代表MF遠藤航を批判した。それに対し、英メディア『エンパイア・オブ・ザ・コップ』や『TBRフットボール』が、同選手のパフォーマンスについて高評価を下し、擁護する側にまわっている。


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 遠藤は昨年8月、シュトゥットガルトからの完全移籍でリバプールに加入した。当初は過小評価されることが多かったが、徐々にプレー時間をのばす。フラム戦で途中出場からプレミアリーグ初ゴールを決めると、重要な一戦となったマンチェスター・ユナイテッド戦やアーセナル戦でもフル出場を果たした。現地時間17日に行われたブレントフォード戦もフル出場を果たし、4-1の勝利に貢献している。

 特にブレントフォード戦については、遠藤に高評価が相次いでいるが、シャーウッド氏は「後ろから前を見てみなよ。彼らはとても速いけど、中盤は好きじゃなかった。アレクシス・マック・アリスターのポジションは好きではないし、遠藤も好きではない。彼らのパスレンジは、ディフェンダーに休む暇を与えないように素早く出す」と語り、批判的な意見を述べている。

 この発言に対し、英メディア『エンパイア・オブ・ザ・コップ』は「クロップのチームにおける遠藤の主な任務は、昨シーズンに欠けていた中盤の司令塔となることであり、土曜日のブレントフォード戦では見事なパフォーマンスを見せた。プレミアリーグで指揮を執った経験のあるシャーウッドなら、この31歳の選手のように、チーム全体のためにポゼッションの外で真面目に働く選手をもっと評価しても良いはずだ。この日本代表のキャプテンが、定期的にファンを湧かせるような場面を作らないからといって、シーズン開幕時に1600万ポンドという格安で彼を獲得したリバプールにおいて、彼がかけがえのない貢献者でないことを意味するわけではない。クロップや遠藤のチームメイトに聞けば、彼のパスの幅の広さに何の疑問も抱かないだろう。シャーウッドのコメントには、レッズファンも信じられないと顔をしかめるかもしれない」と、シャーウッド氏の意見に反論している。

 また、英メディア『TBRフットボール』は「遠藤はリバプールに移籍して以来、一度もミスをしていない。その試合のリバプールの中盤は、アウェイでブレントフォードを圧倒していた。遠藤はレッズでプレーするたびに素晴らしいプレーを見せている。シャーウッドが遠藤のどこが気に入らないのか、単にパスの幅が狭いというだけでなく、もう少し技術的な分析をしてくれてもいいのではないだろうか」と、シャーウッド氏の批判的発言に疑問を投げかけている。

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【了】

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