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なぜ獲ったの…。浦和レッズ、謎すぎた歴代外国人選手6人。問題児、ホームシック…理由は様々

シリーズ:謎すぎた歴代外国人選手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:エジムンド(元ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1971年4月2日
在籍期間:2003年2月~3月
Jリーグ成績:出場なし

 元ブラジル代表のエジムンドは、浦和レッズにとって何も生み出さなかった助っ人だった。

 エジムンドは、ブラジル国内やイタリアのフィオレンティーナで活躍した世界的なFWで、ブラジル代表の常連でもあった。2001年にクルゼイロとの契約が終了してJ2降格の危機に瀕していた東京ヴェルディに加入すると、デビュー戦のセレッソ大阪戦でいきなりゴールを決めた。エジムンドの加入から5試合で3勝1分1敗の成績を残した東京ヴェルディはJ1残留を決め、エジムンドは翌2002シーズンに26試合出場で16得点を挙げ、能力の高さを示している。

 その活躍を引っ提げて2003シーズンに浦和に加入した。ハンス・オフト監督はエジムンドを中心としたチームづくりに動いていたが、当の本人は母国メディアに「練習方法が合わない」といった不満を吐露し、3月下旬に契約を解除。カップ戦の2試合に出場したのみで退団した。

 規格外の得点力を持っているエジムンドは、もともと問題児として知られていた。シーズン中でもリオのカーニバルには参加するなど、行く先々でトラブルを起こしていたが、東京ヴェルディ時代にはそれでも圧倒的な結果を残していた。だからこそ、浦和は安心して獲得したのかもしれないが、結果的にはうまくいかなかった。

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