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フォーカス 2か月前

あなたはいりません…。欧州日本人選手を干した歴代監督6人。指揮官と相性が悪かったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セバスティアン・ヘーネス×原口元気(シュツットガルト)

シュツットガルト監督のセバスティアン・ヘーネスと原口元気
【写真:Getty Images】


リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト

 原口元気はブンデスリーガにて、日本人の中では長谷部誠、奥寺康彦、大迫勇也に続いて4番目に多い172試合に出場している。現在32歳と経験豊富な同選手ではあるが、現在シュツットガルトで指揮を執るセバスティアン・ヘーネス監督の下では全く出場機会を掴むことができていない。

 原口は昨年1月にウニオン・ベルリンからシュツットガルトへと移籍した。加入後は8試合連続スタメンと最年長としてチームを牽引。ところが、ヘーネスが4月にシュツットガルトの監督に就任すると、そこからあからさまに出場機会が激減する。そこから現在にかけてブンデスリーガでの先発の機会は一度しかなく、今季に限っては1試合しか出番が訪れていない。

 現在、原口がほぼ構想外となっている中でシュツットガルトはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位と躍進を続けている。逆に原口が出場機会を得ていたヘーネス政権以前は降格圏に沈んでおり、この状況で無理にベテランMFを起用する理由はないだろう。なお、41歳のドイツ人監督は今月8日にシュツットガルトとの契約延長を発表しており、来シーズン以降も指揮を執ることが決定的に。逆に原口の契約は今季終了までであり、このまま退団となるのが既定路線となっている。

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