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「何も生み出さなかった」ソシエダ、久保建英が怪我からの復帰も現地メディアは酷評。先制点に関与も「賢かったが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英 最新ニュース

レアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】



復帰戦で低パフォーマンスに終わった久保

 ラ・リーガ第29節が現地時間15日に行われ、レアル・ソシエダはカディスと対戦した。この試合に2-0で勝利したソシエダは、4か月ぶりのホーム勝利を飾っている。現地メディア『noticias de Gipuzkoa』は、久保に対して厳しい評価を下している。


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 5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦以降、久保は背中とハムストリングの負傷が原因で一部チームの練習に参加できずにいたとスペインメディア『as』が報じていた。そのため、前節のグラナダ戦ではベンチ入りしていたものの出番はなかった。

 この試合でも万全の状態ではなかったのか、データサイト『Sofascore』によるとパス成功率は64%(24回中16回の成功)、デュエル勝利数は9回中2回、4回チャレンジしたドリブルもすべて失敗するなど目立った成績を残せなかった。

 しかし、28分、コーナーキックのキッカーを務めた久保は、カディスの準備が整っていないことを見抜き素早いリスタートを決断。これにうまく反応したミケル・オヤルサバルがヒールで流すと、ペナルティエリア内で待つミケル・メリーノが先制弾を奪った。

 結局、久保は怪我の影響もあったのか66分でアルセン・ザハリャンと交代した。交代で入ったザハリャンが追加点を奪うと、ソシエダが実に4か月ぶりのホーム勝利を飾った。

 同メディアは、この試合の久保のパフォーマンスについて「今夜は彼の夜ではなかった。何も生み出せずに終わった」と、厳しい評価を下している。

 また、スペインメディア『as』も、「先制点の起点となる素早いリスタートを決断したことは賢かった」と、一定の評価をしたものの、「今日の彼のプレーではカディスに対して危険を生み出すのは難しかった」と、試合全体のパフォーマンスについては厳しい評価を下している。

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【了】

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