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「アジア杯を欠場した方が良かったかも」冨安健洋の復帰は急ぐべきではない?英メディアが指摘。アーセナルで繰り返す負傷離脱

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルの冨安健洋
【写真:Getty Images】



冨安健洋、アーセナルで3度目のふくらはぎ負傷

 負傷離脱中のアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の戦列復帰は近づいている。しかし、また再発する可能性もあるため楽観視できないかもしれない。英メディア『ワン・フットボール』が、同選手の負傷履歴を分析し、何度もふくらはぎの負傷を繰り返していることに懸念を示した。


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 冨安は2021年8月にボローニャからの完全移籍でアーセナルに加入すると、初年度から多くの試合でフル出場を果たす。今季も公式戦20試合で起用され、両サイドバックやセンターバックのポジションでプレーできる万能型であることから重宝されていた。しかし、怪我から復帰した直後に日本代表に招集され、1月から2月上旬のアーセナルの試合には出場できず。アーセナルに帰還後も、ふくらはぎの負傷により欠場が続いていた。試合に出れば活躍するものの、負傷の多さが問題となっている。

 同メディアは、冨安の負傷履歴について分析し「この最新の負傷は、2021年にボローニャから1700万ポンドの移籍金でアーセナルに加入して以来、冨安にとって3度目のふくらはぎの負傷となる。ふくらはぎの怪我はなかなか治らないことで有名だ。ふくらはぎの筋肉群は、走る、ジャンプする、急に方向転換するといったディフェンダーのプレーの重要な要素に欠かせない。早まって復帰を急ぐと再び怪我をすることになるため、アジアカップを欠場して休養した方が良かったかもしれない。冨安のような選手にとっては、苛立たしい悪循環を生むことになる」と指摘。復帰は近づいているが「クラブは冨安の復帰に慎重で、早急な復帰よりも長期的な回復を優先するだろう。彼が今シーズンの残りを欠場することはないとみられるが、冨安のこれまでの挫折の記録を考えると、復帰がさらに遅れることは間違いない」との見解を示している。

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【了】

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