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佐藤恵允と田中聡が得点

【U-23日本 2-0 U-23ウクライナ 国際親善試合】

　サッカーU-23日本代表は25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表戦と対戦した。試合は2-0でU-23日本代表が勝利した。

　1-3で敗れた22日のU-23マリ代表戦から山田楓喜を除く10人を入れ替えたU-23日本代表は、立ち上がりから主導権を握った。ハイプレスでボールを奪って攻め込み、序盤から猛攻を見せる。特に荒木遼太郎が積極的にシュートを放ち、ゴールに迫った。

　それでもこの時間帯に先制できず、U-23ウクライナ代表が落ち着きを見せ始めた。前半はどちらにもチャンスがあったが得点は生まれず、0-0で折り返す。

　後半開始から細谷真大と平河悠を投入したU-23日本代表は、48分に先制点を奪う。右からのCKをニアで関根大輝が合わせるとヘディングシュートはクロスバーに当たった。こぼれ球がゴール前に詰めていた佐藤恵允に当たってゴールに吸い込まれて1-0となる。

　その後もU-23日本代表がペースを握ってチャンスをつくっていくが、決定機で良いシュートが放てず、なかなか追加点が決まらなかった。

　それでも76分、ついに待望の追加点が生まれる。佐藤から細谷へのスルーパスが相手DFにカットされたこぼれ球を途中出場の田中聡が拾うと、ペナルティーエリア左からゴール右に鋭いシュートを決めて、2-0とした。

　終盤はU-23ウクライナ代表が前に出たが、U-23日本代表は危ない場面をつくらせずに完封に成功。パリ五輪アジア最終予選前最後のテストマッチで2-0の勝利を収めた。

【得点者】
48分 1-0 佐藤恵允（U-23日本）
76分 2-0 田中聡（U-23日本）